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BPOとは? 電話だけではない「バックオフィス業務」の切り出し方 ── 店舗の日報集計まで任せた事例から

公開日 / 読了目安 約3分 / 文・池嶋 裕一

「BPO」と聞くと、コールセンターや電話の外注を思い浮かべる方が多いかもしれません。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、業務の「流れ」ごと外部に任せることです。電話だけでなく、毎日くり返す事務作業も対象になります。
今回は、当社が支援している事例をもとに、どんな業務が切り出しやすいのか、切り出す前に何を決めておくとよいのかをご紹介します。

■ 電話と日報、まったく違う2つの業務を一つのBPOに

EC と実店舗を運営する会社様の事例です。この会社様には、2つの悩みがありました。
・問い合わせが多い月は約2,000件。社内の人が通常業務と並行して対応していて、本来の仕事が圧迫されていた
・複数の店舗から手書きやExcelの日報が届き、本部で回収・確認・集計・整理・まとめをするのに手間がかかっていた
一見まったく違う業務ですが、当社では両方をお引き受けしています。電話・メールの一次対応と、店舗日報の集計・サマリー作成を、一つのBPOの体制で運用しています。

■ 切り出しやすい業務の3つの特徴

この事例のように、外に任せやすい業務には共通点があります。
1. 毎日・毎週、くり返し発生する(問い合わせ、日報、入力作業など)
2. 手順やルールを言葉にできる(「この場合はこう対応する」が決められる)
3. 最後の判断を社内に残せる(判断が必要なものだけ、社内に上げてもらえばよい)
反対に、その場で経営判断が必要な業務や、手順がまだ決まっていない業務は、すぐには任せにくい業務です。

■ 切り出す前に決めておきたい2つのこと

・どこまでを任せるか:たとえば問い合わせなら、「よくある質問への回答までは外部で」「返品や例外の判断は社内へ」と線を引きます。当社の事例でも、対応できるものは当社で一次対応し、確認・判断が必要なものは会社様に上げる形にしています
・何を見せるか:日報の集計なら、どの項目を、どの形でまとめれば本部が見やすいか。商品の問い合わせなら、どの商品情報や対応のルールを共有するか。任せる相手が見られる情報で、仕事の質が決まります

■ 小さく始めて、広げていく

はじめから全部を任せる必要はありません。電話の一次受付だけ、日報の集計だけ、といった一部から始めて、慣れてきたら範囲を広げる会社様が多いです。
当社の受電代行は、月額50,000円(税別・100件まで)のプランから始められ、メール・チャット・LINE・問い合わせフォームの対応や、データ入力・集計、日報整理、サマリー作成といった定型業務もお任せいただけます。

■ まとめ

・BPOは電話だけでなく、毎日くり返す事務作業も対象になる
・任せやすいのは「くり返し発生し、手順を言葉にでき、最後の判断を社内に残せる」業務
・切り出す前に「どこまで任せるか」「何を見せるか」を決めておく
「これは外に出せる業務なのか分からない」という段階でも構いません。今の業務の流れを伺い、どこから切り出せるかを一緒に考えます。

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この記事を書いた人

池嶋 裕一

株式会社I.K.E.プランニング 代表取締役

大手フリーペーパー会社で16年、広告・代理店営業を経験。営業チームの管理職として、社内初のインサイドセールスチームとカスタマーサクセスチームを立ち上げ、分業化を実現。2020年にI.K.E.プランニングを設立。前職の約16年に加えて現在も営業を続けており、営業経験は通算20年以上。

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