「任せる」は怖い決断
経営をしていると、「この業務を任せていいのか」という判断に何度も直面します。自分でやった方が早いのではないか、品質が落ちるのではないか、そう考えて任せることをためらう経営者は多いと思います。
判断基準は「自分にしかできないか」
任せる・任せないを判断するとき、私が意識しているのは「この業務は本当に自分にしかできないことか」という問いです。経験や勘が必要な業務のように見えても、実は手順化・仕組み化できることが多くあります。逆に、経営判断そのものや、重要な取引先との関係構築のように、自分が担うべき領域もはっきりしています。
「任せて終わり」にしない
任せると決めたら、あとは丸投げでいいというわけではありません。任せた先で何が起きているかを把握できる仕組みを作ることが、経営者としての責任だと考えています。数字の報告を受ける、定期的に状況を確認する、といった関わり方は残しつつ、実行そのものは手放す、というバランスです。
小さく任せて、様子を見る
いきなり大きな業務を任せるのが不安な場合は、範囲を小さく区切って任せてみる、という進め方もあります。特定の工程だけを切り出して外部に委託し、うまくいくようであれば範囲を広げていく。この進め方であれば、リスクを抑えながら「任せる」という経験を積むことができます。
経営者の時間は有限だという前提に立つ
結局のところ、経営者が使える時間には限りがあります。すべてを自分で抱え込んでいては、本来経営者にしかできない意思決定に時間を割けなくなります。「任せる」は逃げではなく、経営者としての時間の使い方を見直す決断だと考えています。
業務を任せる・任せないの判断に迷われている段階でも、一度お話を伺えればと思います。お気軽にお問い合わせください