経営

営業は外注と採用、どちらがいい? ──「外部で始めて、内製に寄せる」ための4つの問い

公開日 / 読了目安 約2分 / 文・池嶋 裕一

営業の人手が足りないとき、「外部に任せるか、社内で採用するか」で迷う方は多いと思います。けれど実際には、営業をまるごと任せるか、まるごと社内でやるかの二択ではありません。

大切なのは、営業を工程に分けて、工程ごとに決めることです。そのときに役立つのが、次の4つの問いです。

■ 工程ごとに聞く4つの問い

1. その工程に、自社の意思決定が含まれるか
狙う顧客や価格、値引きなど、会社として決めることが含まれるなら社内に残す。含まれないなら外部も選べます。

2. 専門性を身につけるのに、何か月かかるか
3か月ほどで社内で育てられるなら内製でもよい。半年以上かかるなら、外部から時間を買うほうが早いことがあります。

3. 月々の量は読めるか
毎月ほぼ同じ量なら、固定の人員で回せます。月によって増減が大きいなら、必要な分だけ使える外部が向いています。

4. 来期も続く工程か
続くなら、外部で始めて、少しずつ社内に移す。期間限定なら、外部に任せたままで構いません。

この4つを順番に当てはめると、好みや思い込みではなく、理由をもって決められます。

■ 「外で始めて、内に寄せる」という進め方

現実的な答えは、多くの場合「外部で始めて、内製に寄せる」です。

立ち上げの時期は、何が効くか分からないことばかりです。最初から人を採用して育てると、時間もお金もかかり、方向が違ったときに戻すのが大変です。そこで、まずは外部の力を借りて動き出し、反応や数字を見ながらやり方を固めます。

やり方が固まり、量も読めるようになったら、その工程を社内に移していく。外部で得たトークや手順、結果のデータは、そのまま社内の財産になります。

■ 社内に移すときに大事なこと

外部に任せていた工程を社内に移すときは、「やり方」が外部の担当者の頭の中だけにある状態を避けることが大切です。トークの流れ、断られたときの返し方、記録の付け方など、手順として残しておくと、引き継ぎがスムーズになります。

当社では、架電の代行だけでなく、営業のやり方を社内に移すお手伝い(内製化支援)も行っています。「いずれは社内でやりたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

池嶋 裕一

株式会社I.K.E.プランニング 代表取締役

大手フリーペーパー会社で16年、広告・代理店営業を経験。営業チームの管理職として、社内初のインサイドセールスチームとカスタマーサクセスチームを立ち上げ、分業化を実現。2020年にI.K.E.プランニングを設立。前職の約16年に加えて現在も営業を続けており、営業経験は通算20年以上。

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